六角堂 [寺院]

六角堂は京都市中京区堂之前町にある寺院です。

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山門です。

天台宗の寺院です。

正式には紫雲山頂法寺と言いますが、本堂の形が六角形なので六角堂と呼ばれています。

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説明です。

聖徳太子が小野妹子とともに用材を求めるためこの地を訪ねた際に、池で水浴をしたとき持仏の如意輪観音像を置いたら像は重くなり動かなくなってしまった。

そして観音像は光明を発し、自分は七生にわたって太子を守護してきたが、今後はこの地にとどまり衆生を済度したいと告げたので、この地に用材を用いて六角堂を建てたのが始まりと言われます。

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聖徳太子ゆかりの太子堂です。

六角形をしています。

聖徳太子二歳像を安置しています。

回りの池が聖徳太子が水浴した池です。

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本堂です。

頂法寺と書かれています。

大きな堂ですが境内が狭いので六角形の形がわかりにくいです。

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こんな感じです。

六角形の形状がわかるでしょうか。

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本堂の前の提灯です。

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ヒヨコの御神籤です。

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水盤です。

六角堂と書かれています。

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へそ石です。

長岡京より平安京に遷都の時に六角堂が道路の中央に当たったために桓武天皇が祈願されたら御堂が自ら15mほど北に退かれたと伝えられます。

この石はその際に取り残された礎石と言われます。

かつては六角通りの中央にありましたが、明治時代に境内に移されました。

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六角堂の隣に池坊の本部があります。

聖徳太子の命により小野妹子が六角堂に花を供えたことが華道の由来とされています。

六角堂が池のほとりにあったことから「池坊」と呼ばれています。

六角堂の住職が池坊の家元を兼ねています。

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夏炉冬扇

歴史の地。
by 夏炉冬扇 (2018-06-18 18:15) 

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