小牧山城の発掘調査現地説明会 [発掘調査現地説明会]

小牧山城の発掘調査現地説明会に行って来ました。

今年が11年目とか。

IMG_8372.JPG

小牧山城です。

こちらは山頂に建てられた郷土資料館。

天守のような形ですが、模擬天守です。

IMG_8426.JPG

説明会の資料から。

今回は山頂ではなく、山頂から三段目の曲輪の調査です。

IMG_8425.JPG

小牧山城は織田信長の居城ということもあり、毎回人気です。

今日も400人以上の参加者でした。

IMG_8416.JPG

今回は礎石が見つかっています。

礎石の隣に玉砂利がぎっしりと敷かれていました。

茶室のような特別な建物があったと思われます。

今までは山頂に信長の居館があったと言われていましたが、今回の成果により山腹にまで信長の館が広がったと思われます。

IMG_8386.JPG

建物の礎石です。

背面の切岸のすぐ近くに建てられていました。

礎石の間隔は1.5mほどです。

当初では2棟の建物と思われていましたが、説明会の2日前に新たな礎石が見つかり、2棟の建物がつながり、1棟の大きな建物であった可能性が出てきました。

IMG_8423.JPG

出土した陶磁器と天目茶碗です。

今までの小牧山の発掘調査では貿易陶磁は見つかっていません。

この場所で天目茶碗や陶磁器が見つかったことはこの場所が特別な場所だったことがわかります。

IMG_8382.JPG

石垣です。

二段目の斜面に築かれていました。
nice!(40)  コメント(1) 

nice! 40

コメント 1

夏炉冬扇

詳しい説明ですね。
土の中にあるほうが移籍はなくならない。
天目茶碗とはビッグな。
by 夏炉冬扇 (2018-11-19 07:45) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。