拳母城＠愛知県豊田市

拳母城は愛知県豊田市にあった近世城郭です。



遠景です。

住宅街の中に櫓が見えます。



櫓のアップです。



出窓が大きいです。

拳母城は七つの国が眺望できることから七州城とも呼ばれます。

桜城の建設が洪水に依り断念されて洪水のない高台に天明５年（1785）に作られました。

内藤氏２万石の城として幕末まで続きました。

天守は作られずに、二重の隅櫓が拳母城のシンボルでした。



下から見上げた隅櫓です。

昭和53年に鉄筋コンクリートで復元されました。



隅櫓の石垣は残っていたものです。

拳母城の跡は現在は豊田市美術館になっています。

豊田市は以前は拳母市でしたが、トヨタ自動車により市名を変更しました。

企業が市の名を企業名に使用することはあっても、市が企業の名を市名にすることは大変珍しいです。

企業城下町の名が相応しい豊田市です。



豊田市のマンホールです。

日本城郭史学会大会｢海城・水城｣

日本城郭史学会大会｢海城・水城｣
日　時　2018年4月28日（土）13時00分～
場　所　志村グリーンカレッジ（東京都板橋区志村）
参加費　2,500円（会員外3,000円）
内　容
｢海城・水城の諸形態｣西ヶ谷恭弘氏 (史学会)
｢北条・里見水軍の戦いと江戸湾の築城｣真鍋淳哉氏（青山学院大学長)
｢村上水軍の活躍と築城「大上幹広氏 (今治市村上水軍博物館)
「九州の水軍とその活動・築城」鹿毛敏夫氏 (名古屋学院大学)
問合せ
日本城郭史学会
℡03-3967-1948