名古屋城本丸御殿完成 その6 [名古屋城本丸御殿]

本丸御殿の続きです。

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黒木書院です。

後は小天守です。

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黒木書院は湯殿書院の奥にあります。

それをつなぐ廊下です。

天井はなく屋根の垂木が見えます。

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本丸御殿の中ではこういう廊下は珍しいです。

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黒木書院の入側(廊下)です。

天井は竿縁天井です。

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黒木書院の平面図です。

8畳の一の間と二の間のみの小さな建物です。

黒木書院は清洲城内にあった徳川家康の宿舎を移築したと伝えられます。

本丸御殿の豪華絢爛な建物と比較しても落ち着いた風情があります。

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二の間です。

襖は水墨画で描かれています。

欄間は筬欄間です。

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釘隠しです。

こちらは豪華です。

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一の間です。

襖が白いのは、今回の公開に間に合わなかったためです。

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天井は竿縁天井です。

本丸御殿は総檜造りですが、この黒木書院は良質な松材が使われています。

松の黒い色から黒木書院と呼ばれていました。

(終わり)
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