甲府城 その2 [お城踏査]

甲府城の続きです。

甲府城は甲斐府中城です。

略して甲府城です。

甲斐は武田氏の領国でしたが、武田氏滅亡後は徳川家康の領国となり、家康が関東に移封となると羽柴秀勝、次いで加藤光泰が入ります。

加藤氏が文禄の役で病死すると浅野長政が入ります。

甲府城は加藤氏が築城を始めたと言われますが、浅野氏の時代に現在の形となりました。

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甲府城の天守台です。

天守は残らず石垣のみです。

天守の史料はなく、建てられたのかは不明です。

江戸時代にはありませんでしたが、金箔瓦の出土により浅野氏の時代には天守が建てられたとする説もあります。

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天守の入り口です。

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天守は穴藏があります。

大きな穴藏です。

穴藏は豊臣系の天守に多く使われました。

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天守台です。

付櫓があったようです。

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別アングルの天守台です。

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甲府城では天守の復元が計画されています。

天守の復元想定図です。

ただ史料が少ないために天守の復元は困難です。

(続く)


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