本保陣屋＠福井県武生市

本保陣屋は福井県武生市本保町にありました。



町の中の少しわかりにくい場所にあれます。

案内がでています。



陣屋跡は公園になっています。

冠木門がありますが、もちろん模擬門です。



歴史の書かれた碑です。

本保陣屋は越前の幕府領を支配していた陣屋で、享保６年（1721）に作られました。

周囲には堀が巡らされ、東西42間、南北40間、広さは1500坪でした。



陣屋の絵図です。

正門は大きな長屋門がありました。



陣屋の旧石碑です。

鯖江陣屋の移築門

鯖江陣屋の門が鯖江市の萬慶寺に移築されています。



萬慶寺です。

萬慶寺は間部氏が鯖江藩を立藩したときに再興しました。



山門です。

嘉永２年（1849）に建てられた楼門です。



本堂です。

本堂の天井画は鯖江藩主間部詮勝の作です。



この門が移築門と思っていたのですが、実は違いました。

移築された門は裏門でしたが、写真を撮り損ねました。



鯖江市のマンホールです。

鯖江藩陣屋＠福井県鯖江市

鯖江藩陣屋は福井県鯖江市屋形町にあった近世の陣屋です。



鯖江と言えばメガネが有名ですが、鯖江陣屋はほとんど知られていません。



今は陣屋跡は公園となっていて遺構はありません。

屋形町と言う地名が当時を偲ばせます。

陣屋にあった稲荷神社が今も残ります。

享保５年（１７２０）、間部詮言が村上藩（新潟県村上市）から5万石で移り陣屋を作りました。

間部詮言の義父の間部詮房は６代将軍徳川家宣と７代将軍家継の側近として大出世をとげましたが、8代将軍吉宗からは左遷されました。

５万石ならば陣屋ではなくて城持ち大名なのですが、質素な陣屋だったのは間部氏が幕府の要職から退いたことも影響したのでしょうね。