大樹寺 その2 [寺院]
大樹寺の続きです。
大樹寺は松平氏の菩提寺です。
徳川家康以前の八代の墓が並んでいます。
初代親氏の墓です。
二代泰親の墓です。
三代信光の墓です。
三代までは宝篋印塔の形です。
四代親忠です。
親忠から五輪塔になります。
大きさも大きくなります。
親忠は安城松平氏です。
五代長親です。
松平の勢力拡大につれて墓も大きく立派になっていきます。
六代信忠です。
信忠は『三河物語』によると暗愚な武将とされています。
七代清康の墓です。
家康の祖父で、聡明な武将で若くして三河を統一しました。
しかし25歳の若さで家臣に暗殺されてしまいます。
八代広忠の墓です。
何故か円筒で、僧侶の墓の形式です。
家康の父です。
広忠も同じく家臣に暗殺されてしまいます。
24歳の若さです。
松平氏は二代続けて家臣に暗殺されるという不幸により苦難の道をたどりました。
徳川家康の墓です。
一際立派です。
松平氏の歴代の墓は親氏から次第に立派になり松平の勢力拡大を示しているように見えます。
しかし、それにしてはあまりにうまく出来過ぎていて、特に親忠以降の五輪塔は形式から見ても新しく江戸時代になって作られたように感じます。
大樹寺が将軍の菩提寺となるにしたがって寺院が格をあげるために松平氏八代の墓を境内に整備したというのが本当ではないでしょうか。
大樹寺は松平氏の菩提寺です。
徳川家康以前の八代の墓が並んでいます。
初代親氏の墓です。
二代泰親の墓です。
三代信光の墓です。
三代までは宝篋印塔の形です。
四代親忠です。
親忠から五輪塔になります。
大きさも大きくなります。
親忠は安城松平氏です。
五代長親です。
松平の勢力拡大につれて墓も大きく立派になっていきます。
六代信忠です。
信忠は『三河物語』によると暗愚な武将とされています。
七代清康の墓です。
家康の祖父で、聡明な武将で若くして三河を統一しました。
しかし25歳の若さで家臣に暗殺されてしまいます。
八代広忠の墓です。
何故か円筒で、僧侶の墓の形式です。
家康の父です。
広忠も同じく家臣に暗殺されてしまいます。
24歳の若さです。
松平氏は二代続けて家臣に暗殺されるという不幸により苦難の道をたどりました。
徳川家康の墓です。
一際立派です。
松平氏の歴代の墓は親氏から次第に立派になり松平の勢力拡大を示しているように見えます。
しかし、それにしてはあまりにうまく出来過ぎていて、特に親忠以降の五輪塔は形式から見ても新しく江戸時代になって作られたように感じます。
大樹寺が将軍の菩提寺となるにしたがって寺院が格をあげるために松平氏八代の墓を境内に整備したというのが本当ではないでしょうか。
2018-10-18 00:07
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