甲府城 その5

甲府城の続きです。



内松陰門です。

平成8年に復元されました。



鍛冶曲輪門です。

鍛冶曲輪と楽屋曲輪を結ぶ門です。

平成8年に復元されました。



甲府城の絵図です。

江戸時代に天守はありませんでした。



甲府城の模型です。

石垣で築かれた城ですが、天守はなく、城の規模に比べて櫓の数も少なめでした。



石垣と土塀です。



堀越しに見る鉄門と本丸。

甲府城は鉄門、山手御門と二つの櫓門、稲荷櫓、鍛冶曲輪門、内松陰門、稲荷曲輪門、土塀など多くの建物が復元されています。

近世城郭でこれほど多くの櫓や門が復元されている城は熊本城と甲府城くらいではないでしょうか。

しかし、甲府城は天守がないために地元では天守を望む声が大きいようです。

同様に天守の復元を計画している城に駿府城と福岡城があります。

いずれも江戸初期に焼失したり、もともと天守が建てられなかった可能性もあり、史料がなく復元は困難な城が多いようです。

（終わり）

甲府城 その４

甲府城の続きです。



山手御門です。

甲府城から中央線を挟んだ北側にあります。



山手御門は桝形門です。

二つの門で挟まれた空間（枡形）を二つの門で固めています。



内側から見た一の門です。

高麗門です。



二の門です。

櫓門です。



櫓門の内部です。

平成19年に木造で復元されました。



山手御門の絵図です。

枡形門の形がわかります。



山手御門の復元平面図です。

堀も浅く復元されています。

山手御門は完全に破壊されていたので、絵図等によって推定復元されました。

（続く）