水口岡山城@滋賀県甲賀市 [お城踏査]

水口岡山城は滋賀県甲賀市水口町にあった城郭です。

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水口岡山城の大手口付近です。

背後の山が城跡です。

標高282mの古城山にあります。

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城跡への登り口にある石碑です。

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説明です。

水口岡山城は天正13年(1585)に中村一氏が築いた山城です。

関ヶ原合戦の時には長束正家が城主でしたが、正家は西軍に組したため廃城となりました。

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岡山水口城の縄張り図です。

高田徹氏の原図です。

全山城郭化されています。

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虎口跡です。

写真ではわかりにくいですが、土塁で囲まれた枡形虎口です。

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山頂に祀られている阿迦之宮です。

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阿迦之宮の由来です。

関ヶ原合戦後に廃城となった水口岡山城は江戸時代には古城山と呼ばれて、水口藩の御林山となりました。

享保年間に大岡寺の寂堂法印が山頂に奥ノ院として祀ったのが始まりです。

その後、阿迦之宮は古城山の守り神、水口町町民の守り神、長束正家の霊を祀るようになりました。

(続く)
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